エホバの証人の祖母と同居して

(8-13-00)


 前回のメールに対してとても親切な回答していただき、ありがとうございました。
エホバの証人宗教信者である祖母と同居している****です。

 私の家族には祖母以外にエホバ宗教はもちろん、他の宗教団体のメンバーはおりま
せん。
 祖母は「あんたは聖書を勉強しないから、偉そうなことがいえるのよ・・・」など
といい、わたしを小娘扱いしたりしたのでケンカになったことともありました。また
エホバの会衆を大事にして,私たちに対する態度が悪かったりした事もありました。
それで「目には目を」とぱかりに祖母とは口も聞かずに冷たく食事だけあげていたな
んていうこともありました。

そんなことがあったけど、なんととか小康状態です。しかし服装が気になるらし
く、、家でもわたしが袖なしやショートパンツでいるのは自室にとどめ,今などに出
てくると時は祖母の目障りではない格好に着替えています・・・.。

 今はこんなところですね。
私たちのファミリーには祖母の宗教だけではなく他にもいろいろ問題があり,エホバ
教はその問題のひずみが症状となって現れたものの一つであるようですね。対症療法
だけではなく、根本的なファミリーの再統制、再構築が必要でしょうね。

最近,祖母がかつて身を寄せていた親族関係者から伺った話ですが,王国会館か何かを
建立するためにちびりちびりとだまってその家のお金を持ち出して教団に寄付してし
まったということがあったようです。少なくても数十万単位かもしかしたら数百万単
位かもしれません。
教団や会衆では王国会館建立など資金が必要になったとき,信者に対してかなりしつ
こく寄付を求めててくるのでしょうか・・・。祖母が私たちの家に来て一月ぐらいし
てからわたしに「そのウチあんたにお金を貸してもらうから・・・」といったのを思
い出しました。もちろん一度寄付されてしてしまったお金は取り戻すことはまず無理
だと思いますが・・・。
 祖母にはいくらかの預金がありましたが,祖母が他界した時,親族間で揉めるのがイ
ヤなので,祖母名義の預金だけに関しては祖母が他界したときにエホバの証人宗教に
寄付してしまうことが一番無難だとかんがえていくますが、当然のことですが,それ
以外は一切寄付するつもりなどありません.

 最初祖母は私に干渉して来たので、(わたしも祖母と話を合わせてあげようとして
祖母の宗教の話を聞き入ってあげたりした)ので、祖母は調子に乗って「あんた、偉
そうなこといっているけど、性ょをベン起用したこともないくせに・・・。」などとい
われたので、わたしもカチンとして祖母の聖書やエホバの出版物にイタヅラ書きして
したりと大喧嘩をやってしまいました。それで一周間ぐらい祖母は寝こんでいました
が, そのあと祖母のためにあてがった部屋で聖書の勉強するようになりました。私
たちが親族の法事や町内神社の祭典の準備など,他宗教の事柄に関わる話題をしてて
も口を挟むことはありません。また会衆の方が集会や散歩,病院にまで連れて行って
くれるので、助かっていることもあります。ただ会衆によって雰囲気がそれぞれあり
,都内でも派手で交友にお金がかかるところや,地味で友達づきあいにお金がかからな
いところなどがあるようですね。

《編集者より》
二つの投書を一緒に掲載しました。色々と祖母の方との関係に悩んでいるようですが、私はあくまでも前回の返事に書いたように、平和的友好的な関係を保ち続けることを希望します。突き放して隔離したり、口をきかなくなったりすれば、エホバの証人をますます自分達だけの世界に閉じこもらせる結果になります。聖書や出版物にいたずら書きをすることは賛成できません。寄付の件ですが、ものみの塔協会は世界的に資金繰りに苦労しています。裕福な国で証人の数が減り、数が増えているのは比較的貧乏な国が多いこと、法的な対応に多くの資金を必要としていること、などからいわゆる「地元負担」が増え、従って王国会館建立の資金を地元で集めることが非常に重視されているようです。会衆によって雰囲気が違うということは多くのエホバの証人の話から間違いないことであると思います。


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