(6-25-00)
なんとかして、追跡し、しっかりとした事実にしていかないといけません。 このことにより、自分の頭で思考するのをやめて、すべて組織の決定に従うというエ ホバの証人の思考回路を元に戻さなければいけないと思います。1コリント6:4− 6に「それなのに、今の生活上の事柄で審理すべきことが現にある場合、あなた方は 会衆の中で見下げられている人々をさばきの座に着かせるのですか。わたしは、あな た方を恥じさせるために放しています。あなた方の中に自分の兄弟たちの間をさばく ことのできる賢い人が一人もおらず、兄弟が兄弟と共に法廷へ、しかも不信者たちの 前にいくというのはほんとうですか。」というのが基本的な原則として、エホバの証 人の間で認識されているがために、エホバの証人は基本的人権を忘れてしまっている ようです。人の生死にかかわるような問題、また、人権に関した問題を自分たち長老 たちによる組織に任命された審理委員会で扱えるという錯覚をもっています。 これは実のところ大変な錯覚というか、思いこみです。 そのような訓練も受けていない人たちが、長老になっており、経験も何もない人たち が事例の研究もせずに人の生死を決定するような問題を自分の主観的な良否でもっ て、判定してしまいます。 いったい、長老とは何でしょうか?20代で長老になっている男性がいますが、彼は いったいどうして長老などという大任をやっていけると錯覚しているのでしょうか? それは、エホバの証人の組織にいかに私心を捨てた従順さを示すことができるかにか かっています。 これは個人の常識を捨てて、組織に言われるままにコントロールされていることを示 しています。 今回の輸血を認めるという記事は波紋をなげかけています。 エホバの証人に属している人々がみんなある程度は自分の頭で思考するようになって きつつあります。 こんなチャンスはめったにありません。 なんとか継続させて、エホバの証人に属す、どちらかといえば純真でとても いい人たちを一種の洗脳状態から解放させることができることを切に切に期待してい ます。
《編集者より》
輸血報道のその後については、今回の更新のニュースで取り上げていますのでご覧下さい。組織中枢部が今後の更なる輸血拒否方針の変換を行い、全ての医療行為を個人のプライバシーとして一切干渉しないという方針を打ち出すよう、更に圧力をかけていく努力をしています。