ちかぢかエホバの証人信者の親族と同居しなければなりません

(6-8-00)


はじめまして。****というものです。失礼します。

 私の祖母は四十年近くエホバの証人宗教の信者をやっていたのですが、この程その
祖母が私たちの家族に転がり込んでくることになってしまいました。いうまでもな
く、それまで祖母が同居していた家族から追い出されたのはなしです。
私は長年祖母の様子を見てきたので、エホバの証人宗教がどういう雰囲気の人たちの
集まりであるか、そして一見清廉潔癖さを装っている彼らが自分たちの教勢拡大、資
産獲得のためにはどれだけ汚くなるかを目の当たりにしました。

 とにかく今は私たちとの家庭、そして家庭内での私たちの権利、及び資産立場とい
うものを守ることを最優先にし、その後にどうやって祖母に対応していこうかと考え
ています。今の段階では私はエホバの証人宗教が私たちの家庭を「集会場化」し、と
きには「王国会館化」して私たちの意思決定の自由などを剥奪し、エホバ組織の奴隷
とすることを目的とする存在、オウム真理教と同等に警戒すべき存在であるという認
識を持っています。
 かつてのオウム真理教では、オウムには教祖の言いなりになっている狂信的弁護士
がいて、何かあるとすぐに告訴したり人身保護請求したそうですが、エホバにもそう
言う弁護士や法的攻撃をする体質があるかどうか不安です。
 また親戚には子の祖母に生まれたときからエホバの証人宗教を仕込まれ思春期に
なってエホバの証人宗教をやめたもの、成人した今でも心理的に極めて不安定な従姉
妹もいます。まあ、別に祖母がエホバをやっていても私たちに迷惑をかけなければ構
わないと思うのでが・・・。で正直言ってあの人たち、家庭訪問してきてはなかなか
帰らなかったりするぐらいに無神経だから、気が重いです。

かつて都内ではオウム追放運動がそれは盛り上がりました。テレビでは上祐というオ
ウム幹部がうそばかりを言っていました。それでオウムというのは絶対に信用しては
いけない連中、自分たちを守るためには何が何でも追い出さなければならない連中で
した。今のところ、私は「表向きは祖母を家庭内に受け入れるものの」徹底的に異質
なものとして突き放す以外になすすべはありません。

 なんだかヘンテコな文章になってしまって申し訳ありません。失礼します。
(後略)

《編集者より》
ご家族の中でエホバの証人であるのはお祖母様だけなのでしょうか。いずれにしても、私はあなたの「徹底的に異質なものとして突き放す以外になすすべはありません」という結論には賛成できません。あなたのお祖母様はあなたと一緒に住むことにより、今までになかった貴重な体験をできる可能性があるのです。あなたがエホバの証人に関する情報を研究したうえで、お祖母様と平和的友好的対話をすることを是非おすすめします。もしかしたら彼女は40年間気がつかなかった全く新しい見方ができるかもしれません。突き放すことは彼女からその可能性を奪うだけでしょう。あなたはオウム真理教と同じような危険があなたの家にももたらされると考えているようですが、それは現実離れした恐怖でしょう。確かにお祖母様はあなたの家でもエホバの証人の活動を優先させるでしょうし、エホバの証人を批判したり、その活動を妨害する人たちには険悪な態度をとることは予想されますが、もし他の家族がエホバの証人でないのなら、家庭を集会場にしたり他の家族の自由を剥奪したりすることはまずないと思います。確かにエホバの証人のものみの塔協会にも沢山の腕利きの弁護士がおり、ものみの塔宗教の面目がかかってくる事柄では、最大限の裁判闘争を行ってきましたが、そのことが直ぐにあなたの家庭の破壊につながることはないと思います。とにかく、先ずはお祖母様を温かく迎えてあげて下さい。その後で彼女がどのような態度をとるかにより、あなたも対応を考えるのがよいのではないでしょうか。その後の進展をお知らせ下さい。


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