母に絶縁された元エホバの証人二世

(6-5-00)

はじめまして。
以下、匿名ですが、掲載していただきたく投稿いたします。


私は、6年前にエホバの証人をやめました。それまでは、母がJWで2世として、高校
を卒業して正規開拓者の立場で五年間働きました。正規の時に、当時群れの司会者だっ
たベテル奉仕者に身分証明書を返却し、やめました。排斥、断絶などの処置はありま
せん。現在は、JWの母とはほとんど絶縁状態、自身は結婚し、ごく普通の生活を送っ
ています。
こちらのホ−ムページを見ていて、やはりみなさん同じことで悩んでおられるのだなぁ
、という気持ちでいっぱいでした。寄付のこと、預言のこと、組織のこと、会衆のこ
と、、、。
私自身は、簡潔に言うと、パーソナルな部分を許さない組織の体質が許せませんでし
た。
今は少し緩和されているかもしれませんが。
あとは、数を気にするあまり研究生のもてなかった私は、開拓者としては非常につら
い立場におかれ、神につかえることの本質を見失いました。
聖書のよさは、今でも認めています。しかし、組織にした時点で人のエゴが入ってし
まうのだと思っています。また、エホバの証人をやめたからといって、親子の関係ま
で断たれてしまうように意識をもっていかれてしまう組織は、おかしいと思います。
これは、切実です。
私自身は親に対しては本当に感謝や慈しみの気持ちをもっているつもりであるのに?
エホバの証人に戻ってこなければうちにも入れない、というような考え方になってし
まった母をみて、そうさせた組織が、許せません。母は私に組織に戻ってきてほしい
といろいろな手段を使いますが、私としては、そういうこと自体が許せないのです。
一人の人間として話しができないのは、おかしいと思います。
ほんとうに、JWに対しては思うことたくさんあります。また、お便りします。


なんとも、書いていると色々な思いが募りますが、また、改めてということにしたい
と思います。
心強いホームページ、ありがとうございます。
これからも、お世話になります。

《編集者より》
組織をやめた人間に対する家族の絶縁の問題は、エホバの証人二世の最も深刻な問題です。この問題は世界的なエホバの証人の問題であり、世界の政治、報道関係者に実態を訴える活動が、この編集者も含め世界的に行われています。ものみの塔は宗教の自由を訴え、宗教に基づいた偏見を非難しますが、こと自分達の宗教の内部の問題になると、態度を一転させ、自分達の宗教の元信者に対し極度の偏見を持つように教えています。しかしこのように書くと、あなたのお母さんも含め、「親子関係は保たれている、だからいつも組織に戻ってくるように働きかけている」という反論が来ます。しかし彼らが保たれていると主張する親子関係は、組織に戻らせるというただ一つの絶対的な前提条件がついているのです。親子の愛までがこのような組織第一の冷酷な条件で支配されるエホバの証人の世界の現実を、今後とも世界に訴えていく必要がありそうです。