(3-10-00)
ものみの塔という宗教団体がどうして「エホバの証人」と自らを称しているのか 全く理解に苦しみます。彼らは旧約のイスラエルに与えられた律法をその通りに 行っているのでもないし、それらの律法やまつりごとについて詳しい知識を持っ ているというのでもなんでもありません。決してエホバつまりエロヒムとも呼ば れる神のみこころを正確に理解して反映している団体では決してないのです。そ れを言うならむしろ正統派のユダヤ教徒がエホバの証人といわれるのであれば話 はわかりますが、どうしてこういう中途半端な聖書を曲解する団体がエホバの証 人なのか、看板に偽りありと言わねばなりません。もっと別な誤解を与えない名 前に改名してもらいたいとおもうのです。
《編集者より》
ものみの塔協会は、自分たちだけがエホバの名前を使っていることを誇りにし、そのことを他の宗教団体から自分たちを区別する一つの指標としています。しかしエホバの証人の名前自体は第二代会長のラザフォードの発案によるもので、あなたの言うような理由で名前をつけたのではありません。これは当時残っていた第一代会長ラッセルの追随者と自分の追随者とを区別する必要にかられて、それまでの宗派の名前を変更する必要があったからであると言われています。現在でも第一代会長の追随者は分派して「聖書研究者」という元の宗派の名前を使っています。