韓国の元エホバの証人の方から

(12-26-05)


はじめまして。誠にお疲れさまです。そして有難うございます。
特に貴サイトの客観的な分析記事についてお礼を申し上げます。

小生は韓国に住んでいる元エホバの証人のAと申します。
証人2世として7年間の開拓者奉仕と5年間の長老職や医療委員奉仕までやりながら、
長い間懐疑を抱いていたところ、親しい仲間と何回かの聖書討論後、結局1年前から
組織での全ての職務をやめ、不活発になった者です。
(討論内容と私の物語を現在自叙伝の形で纏めております)
私を除いて家族はまだ証人です。今まで私にとってどんな酷い悩みや精神的な苦労が
有ったかについてはご存知と思って略いたします。

2ヶ月前偶然に貴サイトを見つけ、今まで私が考えていたJW組織教義、解析の問題点と
貴サイトに掲載されている記事がかなり類似だということにビックリしました。
この間知り合いの巡廻監督兄弟との討論で貴サイトの記事がなかなか役に立ちました。

先週には貴サイトにある「ナチス-ヒトラ-と「ものみの塔協会」との協調関係 」、「(国連)に
協力してきたものみの塔協会」などの記事を読んでショックを受けました。
初耳でしたし、到底ありえないことで信じられなかっだです。

貴サイトとの出会いをきっかけにしてもっと徹底的に聖書とJW組織を調べてみたいと思って
おります。この頃毎日貴サイトを訪ねて注意深く読む時間をちょっとでもあけております。
(小生は今日本関連ビジネスをしています)
又メール致しますので、色々アドバイスなどお願い申し上げます。

最後に下記の質問について御回答願います。(サイトにすでに有るかも知れませんが)

1.ものみの塔協会の以前NGO加入について、ものみの塔協会がその危険性にもかかわらず
NGOに加入した本当の理由か背景は何だと思われすか。

2. 現在、韓国にも元証人達のウェブサイが幾つか有りますが、私はそういうサイトとは繋がりが
有りません。しかし、もし先生と関係がある韓国サイトや団体があれば連絡したいと思います。
 
3.韓国にも貴サイトを訳して公開される予定がございますか。

ご多忙の中、読んで頂き有難う御座います。
先生のご健康をお祈り致します。

《編集者より》
お便りをありがとうございます。お返事の掲載が遅れて申し訳ありません。韓国と中国は、エホバの証人の情報の普及が遅れており、私も情報の普及の必要を感じながら、そこまでの力がなくて、今までそのままになってきました。第2と第3の質問ですが、私は韓国関係のエホバの証人サイトを知りません。しかし、他の元証人の方々が知っているかもしれません。このサイトは今後は凍結されますが、トップにリンクした関連サイトを通じて探して見て下さい。もし韓国で同じようなサイトがなければ、ぜひあなたが先頭に立って始めることをお勧めいたします。第1の質問ですが、ものみの塔が国連と提携した理由は、実践的な理由で、「利用できるものは何でも利用しよう」という考え方で、国連と提携していればそれだけ国際的な地位を高めることができると思ったのだと思います。危険性はほとんど考えていなかったと思いますが、そのこと自体が、いかに協会内部での宗教が形式化して単なる実務団体に成り下がっているかを示すものだと思います。


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