(7-16-05)
初めまして。現在高校2年生の瑠衣(PN)と言います。 私は小学1年生の頃から研究を初め、度々中断もありましたが、中学3年生には未献身の 伝道者になっていました。 エホバの証人に不信感を持ち始めたのはこの頃、伝道者になってからです。 私はいろいろな事情で学校に通えなくなっており、心の病を持っていました。 伝道やものみの塔研究をを強制的にさせられているような恐怖感を常に抱いており、 ある日、どうしようもなく寂しくてやりきれない気持ちで長老の奥さまに電話で相談をし たところ、 優しい言葉とは裏腹に、「ごめんね、わからない。」と寂しい返答にショックを受けたこ とがあります。 いろんな人が排斥されたり、新しい兄弟が入って来たりで当時通っていた会衆の居心地が 悪くなり、地元の会衆に戻ってもう一度頑張ろう!と思った矢先、その地元の会衆の愛の なさに絶望したこともありました。何度神に祈っても何の助けも得られなかったことは非 常に残念です。 私は一人ぼっちでした。何よりも、集会に行かなくなってからほぼ10年もの付き合いの あった友人との関係が薄れてきているんですよね。 ―不信感は募ります。 何故、エホバの証人は聖書に全く興味関心のない人々ばかりに注目し、私のような不活発 になってしまった人間に感心を持たないのでしょうか。 エホバの証人は本当に優しくて良い人ばかりです。それゆえに、何の連絡もないと一層寂 しさが募ってしまうんですよ。 私は性格上、頑張り屋さんで完璧主義者です。そしてプレッシャーや圧迫感がとても苦手 ときました。 「人間は一般に自分の判断と希望で行動し、自分の工夫で人生を切り開くことに生き甲斐 を見出すものです。エホバの証人の場合、しなければならないことは既にものみの塔協会 によって山ほど与えられていて、それ以上に自分独自のことをする時間もエネルギーもほ とんどの場合はなくなります。その一方、してはいけないことは、これまたものみの塔協 会により山ほど決められています。この組織によって決められた、しなければいけないこ とと、してはいけないこととの板挟みになったエホバの証人には、人間の精神衛生に欠く ことのできない、自分の創造性を生かした生き方をとる条件がほとんど奪われてしまって いるのです。結局は組織によってしなさいと言われたことを黙々とやり、してはいけない と言われたことは無批判に遠ざかるだけで精一杯の、ロボットのような人間性のない生活 に明け暮れるのです。 」 私が今集会を避けている理由はこういったことが原因ではないかと今日、改めて気づかさ れました。 http://plaza.rakuten.co.jp/10eternallove/ 未熟な詩を載せています。是非遊びに来てくださいね。
《編集者より》
この投書は「エホバの証人と精神疾患」のページに対するもので、最後の引用はそのページからの直接の引用です。あなたのように、エホバの証人で心の病に陥っている人々が、この記事を通して自分自身を調べてみることができれば、何よりであると思います。エホバの証人の世界以外にもあなたのことを気遣ってくれる人は必ずいるはずです。目を外の世界に向けてはいかがでしょうか。