「いちおうエホバの証人です」

(5-1-06)


はじめまして。生まれて初めてメールをかきます。パソコン自体あまり触ったことがなく、
ゲームをする程度でしたが、なんとかして思いを伝えたく、手を動かしています。それだ
けこのホームページに心動かされたからです。本当に何からお話しすればいいのでしょう。
いちおうエホバの証人です。というのも今はほとんど活動していないし、あまり関わって
もいないからです。三年前頃ひどいパニック発作がおきてから、わたしの精神は狂ってし
まいました。その前から少しずつおかしかったのですが、気がつかなかった・・・という
か極限まで自分を追い込んでしまった。追い込まれてしまったかもしれません。今もとき
どき発作がおきます。きまって朝早めに目が覚めたときで、発作中はとてもつらいです。
きまって先のないような夢をみたあと、先のない希望も何もないなんともいいようのない、
恐怖、絶望感に満たされます。震えながら、泣きながら薬を飲み、薬が効いて楽になるの
を待ちます。それでも三年前のひどい時よりはずっとましです。子供たちと主人に、家族
に支えられてなんとか生活しています。このHPの体験を知り、同じようなおもいの人が
たくさんいることを知り、こころにぽっかりあいた大きな穴がなんだかふさがってきた気
がします。不信感が募り、祈ることもできませんでした。祈ってもいいんですね・・・エ
ホバへではなく・・・。こうしている間も不安はあって、経験を話すときりがないのです
が、今はうつになった証人である母のことが気がかりです。母は亡くなった子で私の妹に
会えると信じてがんばっています。別居してからうつがひどくなってしまったので、また
一緒にくらそうか・・・と悩みます。でも一緒に暮らせる自信が今はありません。心配は
きりがないのですが、今はこのままがんばってみたいと思います。帰らないといけない日
がひょっこりくるかもしれないし・・・・。みんなが元気なことを祈りながら。   

《編集者より》
勇気をもって投書して下さりありがとうございます。エホバの証人としての苦しみ、特に心の病を持つエホバの証人の苦しみは、私も充分承知しています。同じような境遇の方々の投書がありますので、遡って投書を見てみて下さい。また、「エホバの証人と精神疾患」のページも参考になるかもしれないので、目を通して見て下さい。せっかく生まれて初めて投書していただいたのに、残念ながらこのウェブサイトはあなたの投書を最後に凍結されます。今後は、このページの冒頭にリンクした関連サイトを訪れて、掲示板やメーリングリストを使って情報交換をされることをお願い申し上げます。


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