児童虐待の蔓延について

(4-19-05)


このサイトや、別のサイトで組織の様々な事を知り非常にショックを受けています。ある
サイトでは、エホバの証人の組織内における児童虐待の蔓延について知りました。統治体
のメンバーにも性的虐待を受けたと証言する姉妹もいたというのは信じられないことです。
2万人以上の虐待の実例があるというのは本当なのでしょうか。
ただ、この点で疑問に思うのは、なぜ虐待を受けた子供あるいは大人の姉妹たちは虐待を
与えたという兄弟と二人きりになるような状況を作ったのかということです。何度か同じ
人物から虐待を受けたというのであれば、決してそのような状況に陥ることを自分から避
けると思うのですが。
私の経験上、夫でもない兄弟と二人きりになるというのは決してありませんでした。長老
も決して牧羊など行う時一人で来るというようなこともありませんでしたし、車で相乗り
するときは隣に座るということもありませんでした。互いにそのようなことはないように
気をつけていたからです。その点で組織は非常に二人きりにならないように注意している
のだなと思って関心していたのですが。村本さんはどのように思われますか?なぜ、被害
を受けたといっている人々は二人きりになるという状況を避けなかったのでしょうか?ご
意見を聞かせていただければうれしいです。

《編集者より》
これは夫々の事例で状況が異なり、一律には言えないと思いますが、大部分の例は私的な付き合いの中で起こっていることだと思います。家庭や宗教に関係のない状況では、二人きりになっても不思議はないでしょう。王国会館内で起こった事例も沢山ありますが、エホバの証人でも他のキリスト教会内での虐待もそうですが、指導者はその権威を利用してその指導下にいる信者を餌食にします。その場合には、上下関係から一般信者は指導者の誘導に逆らえないという例もあるでしょう。最後に、虐待の報告の中には、被害者の思い過ごしという例も確かにありますから、全てを言葉どおりに信じることの危険もあります。


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