「2004奉仕年度の報告について」

(3-13-05)

はじめまして。
数ヶ月前より当HPを拝見させていただいている者です。
村本さんの鋭く且つ的確な指摘を読んで組織を大分客観的に見る事が出来るようになりま
した。
私はまだ現役を続けている身なのですが、ものみの塔の研究記事を一応予習していて気づ
いたことがあり、もう何方かから指摘があったかもしれませんが気になったのでメール致
しました。
記事は'05.2月1日号で、2004奉仕年度の報告が載っている研究記事です。
JWICの統計のページでも日本のバプテスマが6000人とかなり多かったという点が指摘され
ていました。
なぜだろうと思っていましたが、そういえば2004奉仕年度('03.10月)に国際大会が開
催されていたことを思い出しました。
王国宣教を見ると10月だけでも2485人でしたので、バプテスマの人数がほぼ10月に集中し
ていたのではないでしょうか。
更に、2004奉仕年度の最後の月に地域大会がありましたので、その数1124人(8月)を加
算すると2004年だけ増加するのも納得できます。
きっと今奉仕年度はぐっと減少するのではないでしょうか。
ですから、出入りの多い年というよりは、減少数はあまり変化がなくてもJWの企画によっ
て操作された心理が働いたのでしょうか。
これだけバプテスマの人数が変化するというのも、理性による決定というより感情による
決定が先立つからなのかもしれないと感じました。

思い立っての投稿による乱筆で失礼致しました。
それでは、お忙しいとは思いますがお体に気をつけて下さい。

《編集者より》
色々な国々の統計を見てもわかりますが、バプテスマの数は年によって大きく変動しています。特にアフリカや南アメリカの国々でそれが強いようですが、あなたのおっしゃるように、感情に流された集団行動的な面があり、それが特に教育水準の低い地域で特に際立っているのだと思います。日本の場合も、あなたの説明はきっと的を得ていると思います。2005年度のバプテスマはまた例年並に戻るかも知れません。