(1-20-05)
こんにちわ、元証人で自然消滅に成功した者です、エホバから去ったものの10年以上 学んでいたためハルマゲドンに対する恐怖が消えずにいましたがここにたどり着き救われ ました。私は二世で母が証人父は未信者の家庭でした、姉、そして自分、弟、妹、いつも 母と共に奉仕、集会と幼いころから頑張ってきました。母は優しく一般の証人ほど厳しく はありませんでしたが、母の研究司会者の長老夫人の姉妹の助言で「ムチをしなさい。」 とすすめられ困っている姿を覚えています。私自身は小学生のころから長老兄弟と研究を 始めいつも奉仕の重要性を説かれ、そうしないと滅びに至ると私の恐怖をあおるように教 えられていました(奉仕一筋の兄弟で奉仕監督でした)。それでも私はこの組織があまり 好きではなくなかなか献身に踏み切れず献身したのは高校生のときです、その献身に至っ た理由も同い年の姉妹がかなり熱心で負けられないという気持ちからでした、(今考えて みれば、組織自体心底好きになれなかった自分も、幼いころから組織に交わり一般の友達 も少ない状況であったためせめてエホバの証人には良く見られたかったのだと思います)。 そしてバプテスマをうけた自分は、今までが嘘のように活発になりました、母も喜び、会 衆のみんなとも仲良くなりました。しかしあまり活発でなかったころには気付きもしなか った会衆の実態が深く関われば関わるほど見えてきました、そして少しずつエホバの証人 がよく口にする真の兄弟愛なんてこの組織には存在しないことに気付き始めました、自分 がそう思ったのは以下の理由からです。 @エホバの兄弟姉妹たちは熱心な人とは「霊的交わり」と称し仲良くするが霊的、身体的 に弱い人を冷たい目で見る Aそれは長老や古い姉妹にちゅうちょに見られる傾向(あなた達がそれでいいのかと言い たい) Bそんな人に限って巡回訪問のときはいかにも私達は弱い人に親切ですという態度をとる C若い兄弟はいわゆる特権のために長老にこびへつらい、長老も実績や知識ではなく自分 のお気に入りの兄弟を用いる Dだから自分より特権の多い兄弟に対しての嫉妬心は尋常でない Eとにもかくにも兄弟姉妹の悪口が大好き(たまに長老も参加して奉仕中に悪口大会にな ったり) F自分の嫌いな相手は無視。時にはいじめもする、例えば腕を骨折した姉妹に「姉妹、そ の腕、よく姉妹におにあいですよ〜」 また足を病気でなくし車椅子の兄弟に、「兄弟、足が無くても元気だね〜それなら奉仕 もバリバリできるよ〜ハハハッ」などとほざく 他の会衆は良く分かりませんが少なくとも自分のいた会衆にはそんなことがありました (深く思い起こせばまだまだ出てくるでしょうし、言葉にはうまく表せないことで心理的 にかなり不快になることも多々あります)あなた達、聖書本当に読んでるの?といつも言 いたかった、でも今考えてみれば自分もそんなに読んでないし、協会の出版物ばかり読ん でいたような、その出版物も兄弟姉妹たちの間の愛なんかより宣教活動にかなり重点をお いていたので兄弟姉妹の間で、奉仕に不活発=悪という図式ができていたように思います。 自分も活発なときには会衆の中でもよく兄弟姉妹としゃべったり霊的交わりとして遊んだ り食事をしたりしていましたが、この組織の膿がみえてきてだんだん不活発になると話し かけられることも無くなり、長老に挨拶してみても完全無視。下手に会衆と深く交わって いた自分には自分が裏でどういわれているかも予想できましたのでもう集会にも行かなく なりました。はじめは長老の訪問や電話もありましたがそれも無くなり早4年、組織を出 て感じることは、[最高]の一言、集会で会衆の汚いところを見なくてもいい、自分の評 価を恐れなくて良い、休日は自由で何して遊んでもいい、友達も増えた、異性と付き合う ことも、もっともっとエホバの証人でいたときにはできなかったことがたくさできる!幸 せです。それと自分が本当に幸せなのは、家族が母が、姉が弟が妹が自分の自然消滅をき っかけに組織から同じように離れてくれたこと!みんなそれぞれ疑問を感じていたんだね! いまでは大会も集会も奉仕も何も気にせずか家族で遊び旅行し楽しい!エホバの証人でい たころよりみんな明るく仲もよくなった。本当に良かった。 このサイトに寄せられる投稿を見ていると、組織からなかなか抜け出られない状況であ ったり家族がまだ組織にいたりで苦労されてるという投稿も目にします、それに比べれば 自分など本当に幸せです。でも私が言うのもなんですが、頑張ってください!あの偽善者 揃いの組織から出ることができたら本当に幸せです!できるなら家族でみんな目を覚ます ことができたらエホバの証人の神権家族の1000倍以上幸せになれると思いますよ。自 分の事ばかり書いて大変申し訳ありませんでした、でもほんとうにここのサイトには救わ れました。これからも迷える羊を救ってほしいと思います、大変だと思いますがこれから もエホバの証人の真実を暴き苦しんでいる人の助けになってください、ありがとうござい ました。
《編集者より》
ご家族全員で幸せを感じていられるそうで、何よりだと思います。今後はその幸せをいかに維持していくかを考えて下さい。幸せはなかなか長続きしないものですので、常に努力が必要です。それから、エホバの証人を「嫌い」になる理由はわかりますが、この問題には好き嫌いを超えた事があることを考えてみて下さい。いずれ元証人として、エホバの証人に対して愛をもって接することが出来るようになることを祈っています。